ニキビができる場所は顔だけではありませんよね?
とくに30歳を迎えてから、大人ニキビと言われる治りにくいニキビに悩まされる方も多いのかと。
吹き出物やニキビは顔だけだと思っている人も中にはいるかもしれませんが、実際はそうではありません。ニキビができやすい箇所は人によっても違ってきます。どうしてこんなところに??と思ってしまう場面もありますが、事前にケアしておけば、大抵の大人ニキビは予防できると私は思っています。
ニキビ?吹き出物?
このニキビができる場所の違いというのは何の違いなのかというと、たとえば生活習慣であったり、その人の食生活であったり、色々なことが関連してニキビができる場所というのが決まります。
ニキビができる場所を見れば、だいたい何が原因であるのかということが分かると思います。
まず顔の中で一番ニキビが出来やすい場所と言えばTゾーンと呼ばれている額から鼻筋のちょうどTの字になっているところです。
この部分というのは皮脂線が多く、発達しやすいことから皮脂の分泌が他の部分に比べると多いのです。そのことがニキビを出来やすくさせています。
そして口の周りというのもニキビができやすい場所の一つです。
口の周りにニキビができてしまうという人の場合には、食べすぎであったり、脂っこい食事をしていることで胃腸が衰弱していることから起きるとも言われています。
そしてニキビが出来やすい場所としてあごや首にもできるという人も多いと思います。
こちらは男性ホルモンが多いと出来やすいといわれていて、男性に限らず、女性にも多くみられる症状です。
首ニキビの特徴を知る
首ニキビというのはあごのラインから、首の周りに出来てしまうようなニキビのことを言います。
首ニキビの特徴としては、少し固めでニキビを押してみるとしこりがあるような赤くはれているニキビになるということが特徴です。
このニキビができる原因は食べ物や皮脂以外にもあると言われています。
首ニキビは大人ニキビの代表格ともいわれていて、ホルモンバランスの乱れが直接的原因になります。ストレスなどで男性ホルモンの分泌が活発になると、皮脂の量が増加して首ニキビができやすくなるのです。
首というのは顔と比較してみると、それほど皮脂線は多くないのですが、一度できてしまうとなかなかニキビが治らないのが特徴です。
個人差があるのですが、悪化してしまった場合には色素沈着にもなりますし、ニキビ跡が残ってしまうという人も多いといわれています。
なぜ首ニキビはできるのでしょうか?
その原因も人それぞれあるといわれているのですが、もっとも多いのがストレスや仕事などの環境を受けやすいといわれています。
また、過剰に脂分を摂取していることが原因とも言われています。
ストレスというのは首ニキビに限らず、あらゆる部分のニキビを出来やすくする傾向にあるといわれています。
他にも、シャンプーやトリートメントが十分に流せていないと、雑菌が繁殖してニキビができてしまう原因にもなります。髪が首にかかる人は、毛先の刺激や整髪剤なども首ニキビの原因になってしまいます。
また、運動不足や肩や首がこりやすい人は血行不良になりやすいため、肌のターンオーバーが乱れる原因にも……
成長過程の思春期の頃にできるというよりは、20代以降に出来やすいといのが特徴です。
そして、首の下は意外と紫外線の影響を受けやすいく、UVケアを怠りやすくうっかり紫外線を浴びがちなので注意が必要です。顔のUVケアだけに集中せず、首のケアも忘れずに!
たとえ弱い紫外線だとしても、何も対策をしていない状態で紫外線を浴び続けてしまうと、皮膚は肌を守ろうとします。
その結果、角質が厚くなり、これがニキビの元に……
厚くなった角質は、首の毛穴を塞ぎ、詰まりやすくなってしまいます。
さらに、紫外線はニキビの炎症を悪化させてしまうので、ちゃんと対策をしないとなかなかニキビが治らないという悪循環に陥ってしまうので注意が必要です。
つまり清潔にしていたとしても、強い紫外線を浴びたり、冬の暖房によって肌が乾燥したりと、外的要因もあることをお忘れなく!
悪化して痛みをともなうなど、おできになったり、跡が残ってしまうケースもあるため、早め早めにケアすることを意識するようにしましょう。
首ニキビのケア方法
- 睡眠や食生活を見直す
- ストレスを溜めない
- 髪→身体(首)の順番で洗う
- 首周りのストレッチをする
成長過程の思春期の頃にできるというよりは、20代以降に出来やすいといのが特徴です。仕事の忙しさやライフスタイルの乱れ、疲労の蓄積など、身体をいたわるケアをポイントにおこなってみましょう。
睡眠や食生活を見直す
睡眠不足や栄養不足が続くと、ホルモンバランスが乱れて首ニキビができやすくなります。そのため夜更かしや、無理なダイエットは禁物です。早めに寝たり、バランスの良い食事を心がけたりして、体内から首ニキビをケアしていきましょう。良いホルモンバランスを保てる生活リズムが大切です。
ストレスを溜めない
ストレスもホルモンバランスの乱れを招く原因になります。できるだけストレスになるようなことを避けて、溜めてしまったら趣味や運動などで発散しましょう。仕事と日常生活のバランスを上手に保つことが大切です。
髪の毛 ⇒ 身体の順番で洗う
入浴中、身体 → 髪の順番で洗うと、シャンプーやトリートメントが首に残ったままになってしまいます。残留成分でニキビを作らないために、髪 → 身体の順番で洗うようにしましょう。お風呂では洗顔料も首に残りやすいので、洗顔後も首までしっかりすすぐことがポイントです。流し忘れをしないことが大切です。
首回りのストレッチをする
首周りのストレッチをすることによって、血行が良くなり肌のターンオーバーも整いやすくなります。長時間、同じ姿勢でのデスクワークは血行が悪くなりやすいので、こまめに休憩を挟んで首や肩を動かしましょう。首を前後左右に伸ばしたり、肩を大きく回したりすると、血の巡りがぐっと良くなりますよ。こまめに凝り固まった筋肉を和らげてあげることが大切です。
まとめ
首はなんと言っても年齢がダイレクトに表れやすい部位でもあります。意外と他人に見られているのに手入れが怠りがちな部位。
また、首ニキビはメイクや洋服では隠せないため、目立ってしまう肌トラブルです。
首にニキビができてしまうと、どうしても、早く治すことに気がいってしまいがちですが、ニキビができてしまった原因となるものを絶たないと、ニキビが改善されることはありません。
今の身体の状態をきちんと把握してケアをしてあげないと、首ニキビが消えるまで時間がかかってしまいます。
ここで紹介している内容はあくまでも目安となるものです。
心当たりのあるものは取り除いていき、普段から首のケアまで意識して行うことで、ニキビの発生を防いでいきましょう。